HOME > クレアソウルの取り組み > クレアソウルメールマガジン

クレアソウルメールマガジン

日本と韓国をつなぐ最新情報を伝播する Clair Seoul Mail Magazine

  • VOL. 116
  • 2021年01月12日
  • 新型コロナウイルスで資格試験申し込みすら大変に…。
  • こんにちは!クレアソウルメールマガジンです!

    ※この原稿は、昨年、クレアソウル事務所に来られたインターン生に寄稿していただきました。
     
     新型コロナウイルスの感染拡大とそれに対する取り組みにより、最近韓国では資格試験申し込みの競争率が高くなっています。 特に申し込みが難しくなった資格試験は「コンピューター活用能力試験」と「TOEIC」です。両方とも韓国の就職活動でほぼ必須とされています。
     コンピューター活用能力試験の場合、政府の防疫対策の強化により、9月3日から13日まで実施予定だった試験がすべて中止となるという発表が9月2日にありました。試験前日にそれを通知された受験生は「やっと申し込んだのに、突然中止になって困惑した。9月14日以降の試験も全部満席でどうすればいいか分からない」と困っていました。コンピューター活用能力試験実技1級は、10月31日まで全国の試験会場のほとんどが満席になっています。また、5月のTOEICの場合、周辺の試験会場が満席で、ソウルに住んでいるのに大田(KTXで1時間)まで行って受験した人もいたそうです。
     いわば「申し込み戦争」の原因としては主に三つが考えられています。
    ①新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、試験会場の収容人員が縮小され、受験できる人数自体が減ったことです。韓国TOEIC委員会関係者は「政府の方針によって試験場の座席配置を行った結果、コロナ禍以前と比べて受容可能人数が約70%になった」と述べています。
    ②学校で行われる試験の場合、不特定多数への感染拡大を防ぐため、多くの中学校や高校が試験会場の提供に難色を示したことです。
    ③2月から4月の間、新型コロナウイルスによって主要資格試験が中止・延期となっていたため、それまで受験できなかった受験生が殺到していることも原因です。
     今のところ申し込みを成功させるためには、新規予約開始時刻に申し込みサイトにアクセスし、素早く申請ボタンを押すことが一番重要です。もし失敗したら、その後頻繁にサイトに出入りしながら、辞退者による空席を見つけるしかないようです。就活生によると、何度もサイトをチェックすれば申し込みは何とか可能だそうですが、新型コロナウイルスがある程度沈静化しないかぎり、このような困難は続くだろうと予想されています。