こんにちは!クレアソウルメールマガジンです!
※この原稿は、クレアソウル事務所に来られたインターン生に寄稿していただきました。
韓国では、従来の採用方針が大きく変わりつつあります。新卒一括採用がデジタル技術を活用しビジネスモデルや産業構造そのものをさらに変化させる第四次産業革命時代にそぐわないと判断されたからです。
去年から韓国の大手企業の一つである現代自動車が新卒一括採用を廃止し、通年採用を子会社別、職種別で必要に応じて行っています。これを機に、通年採用を取り入れる企業が増え始めましたが、今回の新型コロナウイルスの影響で経営におけるリスクが高まったために、職種別に経験のある人材の採用に拍車がかかりました。
実際、4月に就職情報サイトsaraminで行われた調査によると、428の企業のうち78.7%が通年採用のみ行うと答え、前年比9.7%アップし、増加傾向を見せました。特に、大手企業の場合は60%と前年(16.7%)と比べて3倍以上増加しました。
通年採用の拡大は、インターンシップの募集にも変化をもたらしました。大手企業をはじめ、中堅企業でも内定直結型インターンシップを積極的に導入しています。LGグループの場合、一括採用を廃止し、インターンから70%以上新入社員を採ることを明らかにしています。インターンシップの期間を通じて、現場で業務遂行能力の検証が可能なためと考えられ、今後内定直結型インターンシップの募集は増える見込みです。従って、通年採用がこれからの採用方針として定着する日も遠くないと思われます。