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クレアソウルメールマガジン

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  • VOL. 81
  • 2019年04月26日
  • 江原道山火事で「国家災難事態」宣言へ
  • こんにちは!クレアソウルメールマガジンです!

    こんにちは!クレアソウルメールマガジンです!
    韓国では2019年4月4日(木)、江原道一帯に山火事が発生し、「国家災難事態」 が宣言されました。
    今回の山火事は一つの地域で発生したのではなく、なんと麟蹄、固城、江陵の三つの地域で連続的に発生し、江原道一帯が大きな被害を受けることになりました。
    韓国では日本に比べて大規模自然災害は多くなく、大きな社会的注目を集めています。
    特に江原道固城で発生した火災はガソリンスタンド付近で発生し、わけても危険な状態であり、火は強風に乗って江原道沿岸の中心都市である束草まで広がり、約1万人の住民が避難する事態に至りました。
    今回の山火事は消防への通報後、迅速な出動が行われたにもかかわらず、容易に消火には至りませんでした。
    その理由として気象庁は、“乾燥した天気と強風のため、火事が起こりやすい条件だった”“これによって被害がさらに拡大した”と説明しています。
    この事態を受け、韓国政府は4月5日午前0時に中央災難安全対策本部を設置し、同0時20分には文在寅(ムン·ジェイン)大統領が国家危機センターを訪問し、消火に全力を尽くすように指示しました。
    そして午前9時には、災難地域の被害を最小限にし、政府が総力を挙げて対応するため、江原道の五つの地域(固城郡、束草市、江陵市、東海市、麟蹄郡)に国家災難事態を宣言しました。
    翌6日には同地域を特別災難地域に指定し、人的・物的資源などの積極的な支援を通じて被害地域の復旧と収拾に力を尽くすこととしました。
    政府と各関係部署の対応により6日の正午にはすべての消火活動を終えました。
    消防庁は全国から消防部隊を江原道に召集し、消火作業に力を尽くしましたが、規模の大きい山火事であったため、被害は甚大なものとなりました。
    人的被害としては死亡者2人、負傷者11人、物的被害は約1,757haの山林と住宅516軒が消失しています。
    また、4月11日現在で長期避難者1,205人が発生しており、このうち819人は27ヶ所の臨時住居施設に滞在している状況です。
    これらを受け、政府は4月11日、江原道山火事の収拾・復旧や被災者に対する支援対策を発表し、被災地域と被災者たちの迅速な復旧を進めることを明らかにしました。一日も早い復旧が望まれます。
    ※災難事態宣言は国民の生命及び財産に及ぼす影響を減らすため、緊急措置が必要と認めれられるとき、中央安全管理委員会の審議を経て、行政安全部の長官が宣言する。(「災難及び安全管理基本法」第36条)