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韓国地方行政研究院との連携

過去の開催実績

  • 2017年 共同研究会
  • 2017 日韓共同研究会
  • 2017-08-09
  • 【概要】
    1 日時:2017年7月20日(木)14:00~17:30
    2 場所:コリアナホテル 2F プリンスルーム(ソウル特別市内)
    3 主催:日本自治体国際化協会ソウル事務所、韓国地方行政研究院
    4 主題:人口減少に対応した観光振興及び地域資源開発
    5 発表テーマ及び発表者:
    (日本側)「人口減少に対応した観光振興及び地域資源開発」
    岩手県 企画理事  岩間 隆 氏
    (韓国側)「地方自治体の観光振興」
    韓国地方行政研究院 対外協力団長 金玄鎬 氏

    【日本側発表】 「人口減少に対応した観光振興及び地域資源開発」 岩手県企画理事 岩間 隆 氏


     岩手県の人口推移及び人口減少に伴う課題をふまえ、東日本大震災津波からの復興・地域振興と、観光誘客の取り組みについてご紹介いただきました。
     岩手県では、死亡数が出生数を上回る自然減、県外への転出者が県外への転入者を上回る社会減が相まって人口が減少している現実を踏まえ、地方は「オンリーワン的な地域振興策」を工夫する必要があるとし、人口減少に歯止めをかけ、岩手へ新しい人の流れを生み出すための取り組みとして、①岩手県人口ビジョン(2015年10月策定)、②岩手県ふるさと振興総合戦略(2015年10月策定)、③いわて国際戦略ビジョン(2017年3月策定)
    のほか、国内外からの観光誘客促進策についてご説明いただきました。
     また、東日本大震災津波以降、東北への外国人観光客数が伸び悩んでいる実情から、東北が一体となって行っている観光客誘致のほか、沿岸被災地の交通体系整備等の取り組みについてもご紹介いただきました。

    詳細については、発表資料をご覧ください。
    発表資料 「人口減少に対応した観光振興及び地域資源開発」(PDF)


    【韓国側発表】 「地方自治体の観光振興」 韓国地方行政研究院 対外協力団長 金玄鎬 氏


     人口減少に対応する地方自治体において、観光振興が重要とされるのは、地域への交流人口を増やし、地域そのものを活性化する要因になりうるからだという認識のもと、韓国の地方自治体における観光振興体制や事例についてご紹介いただきました。
     地方自治体における観光振興に対する国からの財源支援は、一般及び特別会計や観光基金を通じて増加傾向にあり、市/道の観光開発の基本的な方針は市/道総合開発計画(5年単位)に基づくこととされており、首長の交代に関係なく長期的なビジョンの下で観光開発等を行っているというご説明をいただきました。
    また自治体の観光振興事例としては、地域資産の1つである「生態的価値」にフォーカスし、①全羅南道順天市における、庭園博覧会誘致に始まる観光誘客、②江原道華川郡の住民との協働による取り組みをご紹介いただきました。

    詳細については、発表資料をご覧ください。
    発表資料 「地方自治体の観光振興」(PDF)

    【総合討論】
     日韓の発表者及び出席者を交え、観光振興における地域資源の生かし方、地方への財源支援のあり方や、観光関連団体との連携等につい質問や議論が交わされました。



     2017年11月15日(水)には、本研究会の議論をさらに深めるための共同セミナーの開催を予定しています。岩手県の達増拓也知事にご講演いただき、日韓の行政関係者や学識経験者等を交え、地方行政の視点から日韓の人口減少に対応した観光振興及び地域資源開発について相互理解を深めます。