○取材日程
7月27日(水) 午前 鹿児島県 到着
高速船で屋久島宮之浦港へ
屋久島環境文化センター (屋久島町)
千尋(せんぴろ)の滝 ↓
7月28日(木) 終日 縄文杉登山 ↓
7月29日(金) 午前 大川(おおこ)の滝 ↓
西部林道 ↓
永田いなか浜 ↓
午後 屋久杉自然館 ↓
高速船で鹿児島本港へ ↓
7月30日(土) 午前 指宿温泉すなむし会館砂楽 (指宿市)
JR西大山駅 ↓
唐船峡そうめん流し ↓
午後 薩摩酒造明治蔵 (枕崎市)
鹿児島市内散策 (鹿児島市)
7月31日(日) 午前 霧島アートの森 (湧水町)
高千穂牧場 (宮崎県都城市)
午後 バレルバレープラハ&GEN (霧島市)
鹿児島県 出発
○7月27日 鹿児島県に到着、屋久島へ
取材団は、7月27日(水)の昼前に鹿児島県に到着。すぐに高速船で屋久島へ移動。まずは「屋久島環境文化村センター」で、世界遺産・屋久島の自然を学びました。
屋久島では年間降水量が10,000mmに達する場所も
その後、落差約60mの壮大な「千尋の滝」を取材。ホ・ヨンマン画伯は、山側の滝と海の両方が見渡せる展望台を「最高のキャンプ地だ」と絶賛していました。
千尋の滝の壮大さに見入るホ・ヨンマン画伯(左から1番目)
○7月28日 縄文杉登山
この日取材団は、朝5時前にホテルを出発し、「縄文杉」を目指して登山。登山口で朝食をとり、水や食料、雨具を完備して登山スタート!
ハートの切り株として有名な「ウィルソン株」、このあたりから山道が険しくなる
途中、ところどころで屋久島の壮大な自然をカメラに収めながら、片道6時間弱かけて、ようやく「縄文杉」へ。少し霧がかかり、とても神秘的な光景でした。
縄文杉の前で登山をした全員で記念撮影
○7月29日 屋久島の自然をさらに満喫
この日はまず、九州一の高さ(88m)を誇る「大川(おおこ)の滝」へ。前日の縄文杉からの下山途中に降った大雨の影響か水量も多く涼しげでした。そして、屋久島で唯一、車で世界遺産のエリアを通ることができる「西部林道」へ。猿や鹿が我が物顔でくつろいでいました。
大川(おおこ)の滝、人が小さく見えます
西部林道、屋久島では人より猿や鹿の方が多いとのこと
西部林道を抜けると、ウミガメが産卵する白砂の「永田いなか浜」へ。その後、「屋久杉自然館」で屋久島の歴史を学び、島を後にしました。
永田いなか浜、遠くには口永良部(くちのえらぶ)島が見えます
○7月30日 薩摩半島を巡る
この日は、午前中から30度を超えそうな炎天下で、指宿の「すなむし温泉」体験からスタート。
指宿すなむし温泉砂楽、韓国人は比較的長く入るのだとか
すなむし温泉に長く入り過ぎたため、予定をカットしてJR日本最南端の駅であるJR九州・指宿枕崎線の「西大山駅」へ。絵に描いたような澄み切った青空で、取材団も写真を撮るのに大忙しでした。
西大山駅、スケッチをするホ・ヨンマン画伯
お昼は、水の郷百選に選ばれた「唐船峡」で、木の香りと水の音に包まれながら「そうめん流し」。その後は、昔ながらの手法で焼酎を作っているという薩摩酒造の「明治蔵」へ。できたての焼酎の試飲もさせていただきました。
そうめんに舌鼓を打つホ・ヨンマン画伯(右から1番目)
明治蔵では焼酎の蒸留装置に興味がおありのよう
そして、鹿児島最後の夜は、黒豚のしゃぶしゃぶを楽しみました。
鹿児島と言えば黒豚!屋久島のホテルでも黒豚の生ハムが大人気でした
○7月31日 霧島高原の壮大な光景を楽しむ
取材最終日は、現代彫刻を展示した野外美術館「霧島アートの森」。広大な敷地の木々や風景をも一体とした作品に、取材団一行は興味深く見入っていました。
霧島アートの森のシンボル「男と女」を撮影するホ・ヨンマン画伯
次に行ったのは、県境を跨いで宮崎県都城市の「高千穂牧場」。時間の都合上、乳搾りなどの体験はできませんでしたが、乳牛が飼育されている様子を観察することができました。
そして、鹿児島県最後の取材地は、「バレルバレープラハ&GEN」。ここでできた「河内菌」という麹菌を使って韓国のほとんどのマッコリが作られているとの説明に、取材団一行は大変驚いていました。
4泊5日の期間中、縄文杉からの下山を除いて、ずっと天気もよく、鹿児島県の関係者の皆様にも丁寧にご対応いただき、とてもよい取材になりました。
牛舎の中を覗き込むホ・ヨンマン画伯(右から1番目)
焼酎を試飲するホ・ヨンマン画伯(左)
今回の取材先市町の位置図、屋久島までは鹿児島本港から高速船で2時間ほど
取材内容が掲載された『Woman Sense』 9月号